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お仕立ての流れ

1.お仕立てご依頼

お問い合わせページからお問い合わせください。

メールにてご依頼内容を伺います。

2.反物等お預かり

ご依頼の反物やお着物等をお預かりします。

ヤケやシミ、汚れ等の気になる箇所がある場合は、お知らせください。

直接の受け渡しか、郵送をお願いいたします。

​郵送の際は、水に濡れたりしないよう、必ずビニール袋に包んでください。

3.反物加工

お仕立てに入る前に、お預かりした反物の準備(水通し等)をします。

こちらは専門業者に外注しています。

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水通し:生地を水に通して糊やホコリを落とし、しっかり生地を縮ませます。

湯通し:生地をお湯に通して糊やホコリを落とし、生地を柔らかくします。

湯のし:生地に蒸気を当て、シワを伸ばして生地幅や目地を整えます。

色止め:藍染め等の色落ちを抑えるためにします。

4.お仕立て

反物の準備が整いましたら、お仕立てに入ります。

柄の配置や寸法など、お客様にご相談・再確認する必要が出てきましたら、都度ご連絡いたします。

5.お支払い&納品

お仕立てが完了しましたら、ご連絡いたします。

お支払いと納品の日程を相談させてください。

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​お支払い:現金払い or 口座振込(北洋銀行、手数料はお客様負担)

納品  :直接お渡し or 発送(送料はお客様負担)

     ※発送は、着物用の箱ではなく、通常の段ボールです。簡易包装となります。

寸法の測り方

着物の場合

女性着物の測り方

お手持ちの着物の寸法でお仕立てしたい場合は、下記の寸法をお知らせください。

また、その着物の寸法から微調整したい場合も、ご相談ください。

kimono_size_female.png

①裄(ゆき)

肩巾と袖巾を足した長さです。

②肩巾(かたはば)

背縫いと肩山に物差しを置き、それぞれの延長線上の交点から巾を測ります。

③袖巾(そではば)

​④後ろ巾(うしろはば)

⑤身丈(みたけ)

身丈の測り方は2種類あります。

背身丈(せみたけ)は、衿と背縫いの交点から裾までの長さです。

肩身丈(かたみたけ)は、肩山から裾までの長さです。肩山から裾まで垂直に測るか、肩山と背縫いの延長線上の交点から、背縫いに沿って裾まで測ります。

身丈をお知らせいただく時は、必ず、背と肩のどちらから測ったか、お知らせください。

⑥抱き巾(だきはば)

衿と衽(おくみ)の交点から、袖付けのあたりまで、まっすぐ(裾と水平)の巾を測ります。

⑦前巾(まえはば)

⑧衿下丈(えりしたたけ)

衿が付いているところから裾までの、衽の長さを測ります。

○その他

袖丈や袖付、衽巾、合褄巾、掛け衿丈など、ご指定がありましたらお知らせください。

男性着物の測り方

お手持ちの着物の寸法でお仕立てしたい場合は、下記の寸法をお知らせください。

また、その着物の寸法から微調整したい場合も、ご相談ください。

kimono_size_male.png

①裄(ゆき)

肩巾と袖巾を足した長さです。

②肩巾(かたはば)

背縫いと肩山に物差しを置き、それぞれの延長線上の交点から巾を測ります。

③袖巾(そではば)

​④後ろ巾(うしろはば)

⑤身丈(みたけ)

身丈の測り方は2種類あります。

背身丈(せみたけ)は、衿と背縫いの交点から裾までの長さです。

肩身丈(かたみたけ)は、肩山から裾までの長さです。肩山から裾まで垂直に測るか、肩山と背縫いの延長線上の交点から、背縫いに沿って裾まで測ります。

身丈をお知らせいただく時は、必ず、背と肩のどちらから測ったか、お知らせください。

⑥抱き巾(だきはば)

衿と衽(おくみ)の交点から、袖付けのあたりまで、まっすぐ(裾と水平)の巾を測ります。

⑦前巾(まえはば)

⑧衿下丈(えりしたたけ)

衿が付いているところから裾までの、衽の長さを測ります。

⑨内揚げ下がり(うちあげさがり)

内揚げとは、身頃(みごろ)の中程にある縫い込みのことです。男性着物は、着物の前側と後ろ側で内揚げの位置が異なります。

肩山からだと測りにくい場合は、裾から内揚げまでの長さをお知らせください。その旨と、着物の前側か後ろ側か、どちらを測ったかもお知らせください。

○その他

袖丈や袖付、衽巾、合褄巾、掛け衿丈など、ご指定がありましたらお知らせください。

身体の測り方

女性の身体の測り方

下記の寸法をお知らせください。

裄(ゆき)は自分で測るのは難しいので、ご家族やご友人等に測ってもらってください。

body_size_female.png

着丈(きたけ)

首の後ろの付け根から、垂直に足のくるぶしまでの長さを測ります。

測る際、腕を斜め45度程度横に持ち上げて、首付け根から肩、肩から手首まで、メジャーを当てながら測ってください

②裄(ゆき)

首の後ろの付け根から、肩を通って手首の外側までの長さを測ります。

③身長

身長=身丈(みたけ:おはしよりも含めた着物の長さ)としてお仕立てします。身丈の指定がありましたらお知らせください。


④胸周り

⑤胸巾

④胸囲だけでもOKですが、より正確な寸法が出せます。

バストトップを通った身体前側の巾です。右脇からバストトップを通って、左脇までを測ります。


⑥胴周り

お尻周り・お腹周り・太もも周りのうち、一番大きいところを測ります。

男性の身体の測り方

下記の寸法をお知らせください。

裄(ゆき)は自分で測るのは難しいので、ご家族やご友人等に測ってもらってください。

body_size_male.png

着丈(きたけ)

首の後ろの付け根から、垂直に足のくるぶしまでの長さを測ります。

測る際、腕を斜め45度程度横に持ち上げて、首付け根から肩、肩から手首まで、メジャーを当てながら測ってください

②裄(ゆき)

首の後ろの付け根から、肩を通って手首の外側までの長さを測ります。

③身長
④胸囲


⑤胴囲

お尻周り・お腹周り・太もも周りのうち、一番大きいところを測ります。

⑥腰の高さ

腰からくるぶしまでの長さを測ります。

ここでの腰とは、帯を締める位置です。

体重

細かい寸法を決めるため、お知らせいただけると大変助かります。

子供の身体の測り方

下記の寸法をお知らせください。

body_size_child.png

①身長

②着丈(きたけ)

首の後ろの付け根から、垂直に足のくるぶしまでの長さを測ります。測る際、腕を斜め45度程度横に持ち上げて、首付け根から肩、肩から手首まで、メジャーを当てながら測ってください

③裄(ゆき)

首の後ろの付け根から、肩を通って手首の外側までの長さを測ります。

④年齢

オプション
解説

背伏せ(せぶせ)付

背縫い部分を補強するために、細い布で包むように付けます。絹物に付けることが多いです。

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肩当て付

衿〜肩周りの補強のために付けるものです。

基本的には力布を付けるので、こだわりがなければ不要です。

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居敷当て付

背縫い(特にお尻周り)の補強や、透け防止、汗取りなどのために付けます。大きさや付ける位置など、お好みがあればお知らせください。

共布(ともぬの:着物と同じ生地)や晒し、新モス以外の生地で付けたい場合は、別途生地の用意が必要です。こちらで用意することもできますので、ご相談ください。

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衣紋抜き(えもんぬき)

着崩れて衣紋が詰まってしまうのを防ぐためのものです。腰紐(胸紐)を通して着付けることで、紐を固定する役割があります。

作った衣紋抜きは、長襦袢の衿部分に縫い込みます。晒しや新モス、残布があれば共布で作ることもできます。また、紐通し部分だけを、長襦袢の背縫いに直接縫い付けることもできます。

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